2019年度 全国溶接技術競技会【沖縄大会】

つい先日、沖縄で開催された2019年度全国溶接技術競技会の結果が発表されました。
関西では、兵庫県の三菱重工が被覆アークで全国2位と優良賞、
三菱電機が半自動アークで優良賞と両部門で安定の健闘。
我らが大阪は小松製作所が、半自動溶接で優良賞という結果でした。


ここに出場してる上位選手は、マジで溶接レベル変態なんですよ…
5年ほど前の全国溶接技術競技会【大阪大会】において、少し関わらせてもらったのですが
その時にパッと見て「これ、俺もそこそこは出来んじゃね??」と思ったのが
地獄への入り口でした。。。
なんせ俺、JIS試験の溶接やベーシックな溶接はそこそこ上手い自負はあったけど…
特殊な条件での溶接なんてしたことなかった!(馬鹿)

40歳overでの初挑戦。
大阪予選会で若者達に「どないすんのー?」と聞きながら、最年長で初出場。
大阪予選会レベルでもテクニック&体力じゃ劣るので、頭で考え、ロジック紐解き、
2019年の3年目、なんとか大阪代表にまでは食らいつき、選ばれ全国出場。沖縄大会へ。

全国初出場…
全国行きゃ周りの都道府県代表は、学生の時から技能五輪の出場者がワンサカいましたとさ(苦笑)


↑この中にひっそり潜入してきました笑

もうね…
この歳になって凄い世界を見せてもらいましたよ。
客観的になんてカッコつけて言うのではなく、ガチで同じ立場で汗流して主体的に
私の練習した量から推測される、上位選手達の練習量や努力とは。

大半が20~30代前半であることからも分かるように、体力も集中力も、そして判断力も。
ハンパないくらい差を感じたので、今後20年やり続けて最高齢出場者くらいしか狙えませんわ!!!
その時は60歳overの俺を、若者達に褒めてもらおうか!!!(俺も変態)

そんなこんなで、近畿溶接組合。
結構マジメに溶接やってます。(今更言うけど笑)

JIS試験や技能実習生の専門級には、そんな高度なことはマーーーーーーーッタク必要ないです。
断言できます。
但し、どこがポイントなのかどういう条件が合格し易いのか。
この辺は、日本古来の昭和な「慣れろ!」とかいうクソな教え方はしないように
私がオッサンでも若者達に少しでも追いつくための仕組みと同じように、
「頭で理解して、溶接する」
これを意識して専門級講習などをやってます。
なので、練習量を最小化できる訳ですね。

ちゃんとロジカルに理解して溶接したい、ある程度の確実性をもって溶接試験に合格したい方はどうぞご相談を。
あまり多くの方を同時に教えられないので少数限定ですが。

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