近畿溶接組合主催 第7回兵庫県学生コンクール
早いもので今年で第7回となりました兵庫県学生コンクール。
7年前、「学生達が練習・習得した技術を披露する場を作りたいですね」と武庫荘総合高校で話していたことを実現し、回数を重ねてきました。
今年はコロナ対策を行いながらということで、選手のご家族の方等の見学は遠慮いただく形にて開催を継続することが出来ました。
今年もメインのN-2F部門は定員20名のところ、参加希望選手が定員オーバーにて抽選。
A-2F部門が15名の参加、合計35名の学生達が日頃の技術鍛錬の成果を競い合いました。
優勝者と準優勝者の競技材に関しては、本当に甲乙つけ難し…
超僅差にて決着しておりました。
第7回を迎え、各学校間での技術交流が進んできたことを実感する回となりました。
開先加工時の黒皮処理に対する治具、タック溶接に使用する治具を含め、パクリ合い(言い方w)が進み、ほぼ行き渡ったかといったところ。
我々、審査員側からすると…
あとは肝心の溶接技術にも目を向け、もっともっと「どう溶接すれば、美しく作れるのか」という本質を他校の競技材を見て研究してもらえるとコンクール開催の甲斐があります。
開催自体も更に改良、新競技?も思案しながら運営を工夫しながら、楽しんでいきたいと思います。