KYK溶接コンクール
毎年の恒例行事となってきました、我々、近畿溶接組合が主催する溶接コンクール。
名前が長いので、KYK溶接コンクール。「とんかつ」コンクールとちゃいまっせ。
12月に行いました。(年末バタバタで更新遅くてスンマセン)
今年で第4回となったこのKYK溶接コンクール、兵庫県の高校生を中心として各校1~3名の選抜人員に出場してもらい、溶接技量を競いましょう!というもの。
ハードルの高い内容を…というのではなく、溶接を学んでいる高校生に(教える先生に)いつもより少しだけ頑張ってもらえば勝負になるという内容にして、間口を広く、沢山の人に参加して頂こうとしています。
また、表彰を出場者の皆様・引率の先生方々含め全員がいる「当日」に行いましょう!というコンセプト。
やはり表彰は後日にコソッとやるのではなく、優秀な選手は大勢の前で大きく褒め讃えられるべきでしょう。(溶接の場合は、機械試験などを入れると当日判定は難しいのですが…)
さて、私の感想はというと…
年々、それぞれの高校で対策や条件設定を引き継いできており、上位陣の点数はかなりの接戦でした。
結果。
参加者20名中、唯一の女性が優勝を手にしました。
私は様々な高校で教えておりますが(只今、当組合が関係を持たせて頂いている高校は28校になります)、どの学校でも言えることは…「女の子、うめぇぇぇwww」。
いや、逆に言うと…男ダセェェェェwww
私、非常勤講師として毎週とある大阪の工科高校にて授業させて頂いておりますが、そこでも然り。
何でなんでしょうね?(その結論は、自分の中では既にありますが)
さて、今後の展開として第5回は更にビックな催しとなる予定。
俺の教えたベトナム人とかも参加してくれたら、楽しいな~とか。
兵庫中心であることには変わり無いですが、大阪などからのチャレンジャーをお誘いできればいいな~とか。
いやいや、各校の引率先生達による溶接バトルをしてみたいな~とか。(生徒は、コレ絶対見たいと思うw)
溶接を使って楽しくやっていけることを提案し、溶接を「単なる授業のひとつ」で終わらすのではなく、頑張った人が頑張った分だけ評価されるチャンスがある大会運営をしたいと考えております。
スポーツなどの部活などと同じように、何かに一生懸命取り組んだ経験と結果、その過程における楽しさ、くやしさ、それがあってナンボやと思います。
溶接業を自分の仕事として見出す人・考える人が、このコンクールを通じてひとりでも出てくれば開催している意味があるのではないか、そのように思います。