【JITCO協賛】技能実習生 溶接試験(専門級) 模擬試験型対策講習
(公財)国際研修協力機構(JITCO)様に協賛して頂き、外国人技能実習生向け溶接評価試験(専門級・実技試験)に関しての対策講習を行います。
10/27(土)・ 11/3(土)の両日、開催致します。
それぞれ1日完結の講習となっております。
KWC_溶接専門級_申込書(PDF版)/KWC_溶接専門級_申込書(Excel版)
我々、近畿溶接組合は技能実習生が受験する溶接試験の【初級】および【専門級】を定期的に視察しに行っております。
そこで感じていることは、専門級の試験合格率が非常に悪いということ。(外観で即判断できる程度にデキが悪い試験片も多いです。)
また、溶接試験片の『曲げ試験』を日々行い、見た目はそこそこでも「サクッ?パスっ??」と簡単に折れる(割れる)モノから、開先面に対するワイヤ角度が悪く一部方向のみ溶けていない試験片などを何度も何度も、何度も…見ている私個人の感覚では、「その溶接条件では見た目は良いかもしれないが、曲げ試験に対しては…」といったものまで。
そこで、JITCO様にもアナウンスの協力を頂き、上記の講習を提案させて頂きました。
曲げ試験を盛り込んだこの講習で皆さんに知って頂きたいことは、
「見た目で判断しないで。溶接試験は曲げてみないと分からないよ。」
これだけです。
試験本番に対する模擬試験としてお使い頂ければ幸いです。
また、試験の時は貴方の会社のいつも使っている溶接機ではありません。
(ましていつものように「この電流で溶接すりゃええんやで!」とばかりに、マジックで電流電圧のシルシなんて入ってませんよw)
椅子・机の高さも違います。試験用の冶具も普段の製造では使わないようなモノです。
そのような中で、外国人実習生達が試験の手順も分からぬまま、そして日本人の試験官に早口の日本語でギャースカ言われながら本来の実力で溶接ができますでしょうか?
「黄色のペンキが塗ってある方が、どっち向けろだって?は??わっかんねーよ!!」これ、事前に何の準備も教わってきていない実習生の本音です。
(10年以上前の話になりますが…)初めて受験した時の経験も踏まえ、現在もJIS溶接免許更新の為に受験する私が直接、この講習内にて試験当日の流れも実習生に解説致します。
雑費も含めれば2種目で10万円近くの費用を払い受験されるのですから、そして受験チャンスは2回しか無いのですから、講習費用をケチる場面ではないかと思います。
講習場所・使用機材・練習材料・模擬試験片(本番と全く同じモノを用意致します)・曲げ試験の加工費とその試験片管理の手間ひまを考えると、このJITCO様会員価格が限界。鼻血ブーです(意味不明)
冗談ではなく…JITCO様も「金額、大丈夫ですか?」というくらいに、ギリギリまで受講しやすくしております。
「こいつら大丈夫かよ?」と心配して下さる心優しき貴方は、この講習を受けた後はぜひ今後は当組合の技能実習生向けの技能講習・各種安全講習を受講しにきて下さいませ!(どんなオチなんだよw)