外国人技能実習生 専門級対策講習
10/27、弊組合とJITCO様の共催にて行った
外国人実習生向け、溶接評価試験【専門級】に対応する模擬試験型講習
が無事に終了致しました。
先ず、面白かったのは。。。(笑ろてる場合ちゃうんですがw)
ワイ『受講生の皆さん、それぞれ自分の受けるべき種目は分かってますねー??』
受講生『…?』
ワイ『というか、次回が受験2回目のラストチャンス組は、2種目のうち受かっている種目アリか全滅なのか把握してますねー??』
受講生『…!!??』
何をどれだけ練習したら良いか、よう分かってへん実習生が大杉連ですねぇ。
(というか、ルールややこし過ぎるんでちゃんと日本人が噛み砕いて教えてあげましょう!)
ふぅぅぅ。。。
気を取り直して、説明スタート。
試験当日の受付手順から試験開始時間までにすべきこと、タック溶接について、試験会場の溶接機の種類、試験会場の電源特徴、
それぞれ詳しく言い過ぎて消化不良な部分もあったかもしれませんが、知っていれば対応できる情報をぶん投げました。
そして試験の全体像を理解して頂いた中で、どういった試験がなされるのか。
要は、どこを重点的に意識すればよいか、そしてその溶接条件は??といったことを頭に入れて、いざ実技へ。
人数も手頃だったのもあり、受講生みなさんガッシガシ溶接するわするわ。。。
昼休み以外、休憩ナシ!!
シコシコ作り貯めてた開先練習材が、大量にお亡くなりになられました笑(本望です!!)
なかには、立て向き未経験者がイチから練習、運棒の見本を見せると一発で吸収して付き添いも含め周りを驚かせるというハイセンス君も。
この辺は本当にどれだけ目ん玉かっぽじってロジック覚えようとするかの意識レベル、日本人の駆け出し溶接工でこんな意識高い子は最近見ないなぁ。
最後は、実際の溶接試験時と全く同じ大きさ、厚み、開先角度である材料を使い、曲げ試験用の模擬試験片を作り完了。
さぁ、練習するぞー!と下向きで銘柄※※の※mmの溶接棒持ち出して来るなどのズッコケ事件などもありましたが、軌道修正かけて1日で可能な能力向上の限界点突破といったところでしょう。
…つか、模擬試験型想定だったのにサービスが過ぎるぜ!
朝から夕方までみっちり溶接に向き合う技能実習生を見ていて、教える側も楽しかったです。
11/3開催分がありますが、3ヶ月に1回くらい開催してもらえれば是非参加したいという声もあり、第2回JITCO様との共催検討、、
或いは人数を集めることが出来るなら組合単位での開催も検討中です。
『おい、溶接試験?曲げ試験?そんなのよく分っかんねーよ!!』といった企業において、技能実習生がいらっしゃる方々はこちらに是非!щ(゚Д゚щ)カモーン